バーチャコップ

セガサターンのガンシューティングゲームの名作。
バーチャコップが発売された１９９５年当時は
セガサターンが好調な時期で、プレイステーションと互角の勝負を展開。
ユーザーの期待が大きい優良ゲームソフトが
次々とリリースされた年で、バーチャコップはその中の１本です。



シンプルなタイトル画面。
警察 対 犯罪組織の激しい銃撃戦。
いよいよ戦いの火蓋は切って落とされた。

３Ｄポリゴンを使ったコンピュータグラフィックが
一般に知られるようになったこの時期。
３Ｄの背景の中を、３Ｄのキャラクターが
テレビ画面内で躍動するガンシューティングゲームとして登場。

プレイヤーの撃った弾丸が当たった場所により
敵のリアクションが異なるなど、これまでのガンシューティングとは
まったく新しい、ダイナミックなゲーム展開で大ヒット。

アーケード（業務用）から、セガサターンへの移植には
性能差が大きいことから、グラフィック的に見劣りする部分も
確かに多いけど、ゲームそのものの面白さは、しっかり受け継がれました。



ステージセレクト画面。
３つのステージの中から、お好みを選びます。
右へ行くほど難しいです。

おっと！　忘れるところでした。
セガサターン用の銃型コントローラー「 バーチャガン 」を
本体に接続するのをお忘れなく。
ガンシューティングに銃を使うのは当然ですよ。

さて、今回はエキスパートを選んでみました。



敵の本拠地の前での銃撃戦！！
丸いのは「 ロックオン・サイト 」です。
敵に合わせて表示され、ロックオン・サイトが赤くなると
自分が撃たれます。

時折、画面内に現れる銃を撃つと、パワーアップ。
その銃を使うことが可能！
ただし敵に撃たれた時点で、パワーアップ銃は失う。
また、画面外を撃てば弾をリロードする。
この辺は、これまでのガンシューティングと同じゲームシステムだね。



ドラム缶を撃てば、ドカン と大爆発！
上手くいけば敵を巻き込める。



人質を盾にする卑怯極まりない犯罪者たち。
間違って人質を撃つと、ライフが減るから 撃っちゃダメ。

セガのゲームタイトルに「 バーチャ 」を冠したシリーズの１本。
高いゲーム性が評価され、サターンでヒットした名作も
今となっては見向きもされないでしょう。
が、しかし、古くても良い物は良いし、面白い物は面白いのです。